• 真冬だったのですが、「そろそろ夏になってきますね」

• 監視カメラの設置に否定的
• 見えることで心配になり、無力感になり、逆効果
  • かなりの説得力あり

• 見舞にいってもすぐ帰ってくる
• 寝たきりの母を見ているのは辛い
• 応答ができない父との対応は辛い

• 見守りカメラの設置に協力的だった
• 嫁も同意していた
• だから、私は、かなり「困惑した」

• (ここに江端予測)

• (ここにも江端予測)

• 人口問題
• LGBT
• 電力
• ダイエット
• AI

高齢者の年齢段階別認知症出現率をみると、高齢になればなるほど認知症である方の割合は増加。 80歳を超えると５人に１人以上、90歳を超えると２人に１人以上が認知症になります。 認知症は決して珍しい病気ではなく、誰もがなる可能性があるのです。

• 体の死を回避する方法は、飛躍的に述びた
• 一方
• 体の機能の低下に対して、能の機能の低下を防止する手段が少ない

厚生労働省は9日、介護を受けたり寝たきりになったりせず日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」が、2016年は男性72.14歳、女性74.79歳だったと公表した。前回（13年時点）と比べ男性が0.95歳、女性は0.58歳延びた。平均寿命との差も男女とも縮小した。厚労省は食生活の改善などが寄与していると分析している。

• 5年で男女平均で0.765年
  • 1年で0.15年
  • 10年で1.5年
  • 66年で10年
  • 2018ー66= 1952年

• コミュニティの調停者
  • 誰を動かせば、物事が動くかを知っている
  • その動かし方を知っている
• 長年の経験に基づく知恵袋
  • 記録に残らない(残せない)経験を持っている
  • その経験を生かせるフィールドがあった
• 地域の広告塔
• 社会的弱者のモデル
  • 敬老の考え方を実践する、実体的対象

• 地縁に基づくコミュニティの崩壊
  • SNS等により、地域に依存する必要なし
• 日常知識のネット共有化
  • 料理レシピ、掃除の方法、各種の生活Tipsの効率的な共有

• (2)日常的なことができなくなっていく苦痛
  • 趣味や食事を楽しめない苦痛
  • 運転や料理ができなくなる苦痛
  • 帰宅できなくなる苦痛
  • 歯磨きや着替えができなくなる苦痛
• (3)明日が分からないという苦痛
  • 明日がどうなっているかわからない苦痛
    • 未来が見えない
• (4)別世界に生きるという苦痛
  • 自分が何故ここにいるか分からない苦痛(プライド)との闘い
    • 突然の異次元への転生
    • 「分かりません」が言えないと、こうなる
  • 自分の言うことを分ってくれないという苦痛
    • 異次元の言語が分からない
  • "特別な人"として扱われる苦痛
    • 宇宙人として見られる
  • 帰宅させて貰えない苦痛
    • 異世界から帰られない
• (1)自分が自分でなっていく苦痛
  • 認知症であるという事実をつきつけられる苦痛
  • 相手に合わせなければならないとき苦痛
  • 人に見せたくない自分を見せなければならない苦痛
• 感想
  • 「ここはどこ？ 私はだれ？」は、まだマシだろう

• 服や歯磨きといオブジェクトを見ても、服を着る、葉を磨くというアクションに結びつかなくなる
  • いきなり、目の前に、見たことのない装置が現われる
• アクセルやブレーキの役割が分からなくなる
  • 車の起動方法、停止方法の手順が分からなくなる
• 料理ができなくなる
  • 複数の材料を、フローチャート(順列)で実施するこができなくなる
  • 微調整(火力は調味料の種類および量が分からなくなる
  • ×面倒くさい
• サービスエリアで観光バスに戻れない、スーパーから戻れなくなる
  • いきなり"ワープ"する
• お金に執着するようになる
  • お金が生き残るラストラインである、という意識だけはある
  • これはなかなか真実ではある

• 未来の計画が立てられない
  • 自力で「課題」が見つけられないから、「やるべきこと」に至れない
    • それを理由に「訳も分からずに叱られる」ので、何もしないことが最適戦略になる
  • 未来に対する(永遠の)空白が続く
  • これは、認知症でない人間には、とても理解することが難しい
• 「家に帰りたい」ではなく、「ここにはいたくない」
  • では、どこに？ というと回答がない
  • 自分で未来をチョイスできない
    • 回りの言うがままになるしか生き残る方法がない

• 以前(30歳頃)に住んでいた家に帰ろうとする(徘徊)
  
• 人のことを馬鹿にする、暴力を振う
• プライドで他人に質問ができず、質問できないので結局何もできずプライドが傷つき、他人に攻撃的になる
  (きれる老人)
• 「財布が消える」ようになる
  • 盗まれたと思うようになる
• 「食事をさせて貰えない」
  • 虐待されていると思うようにある
• "ああ、この人はダメだ"という対応をされるようになる

• 完全に健康で普通の人間なのに、突然他人から「認知症だ!」と屈辱的にあことを言われる

  • とんでもない名誉毀損の言葉を投げつけられる
    • 家族だけでばなく、公的な診療機関に言われたら、反論できない(する人もいるが)                
  • 運転免許を取り上げられ、バス無料券、タクシー割引チケットが押しつけられる
  • ガスコンロが取り上げられて、電子調理コンロに取り買えられる

  相手の言っていることに合わせなければならないくなる

  • 何を言っているのか、何を問われているのかが分からない
  • その単語を調べて、必死に自分の持っているネタをしゃべる
    • この辺、英語に愛されないエンジニアに似ている
    • つまり、いきなり英語圏の国の会話レベルにまで落ちるということ
  • 自分で料理を作れない、車を運転できないから、他人の料理を待つ、交通機関を使うしか手段がなくなる
    • 自分の"裁量"が圧倒的に小さくなる
    • やりたくない仕事を上司の命令でやらされている状態が、24時間続くという状態になる

• 異世界に飛ばされ、言葉が分からず、見たことのない人がいて、手足を縛られる未来がまっている

• 「諦める」ことである

• ケーススタディ
  • 私の父
    • キャラクタ
      • 酒、たばこ一切しない
      • あまり本も読まなかった
      • 人に激昂せず
      • 私のような子どもの意見にも耳を傾けた(単に、何を言っているのか分からなかっただけかもしれないが)
    • 結論
      • トラブルを起したが、基本的には、子どもに素直に随った
      • 喧嘩したり、怒号したりすることは一切なかった
      • 不平、不満を一切言わなかった(だから、こっちとしても、困ったという点もある)
• 方針
  • 父に学べ
• 具体例
  • 闘わない。流される。
  • 尊大にならない、人の批判は効き流す
  • 変なプライドを持たない。出生とか財産とかを自我の礎には置かない。自分の自慢話は、すぐにゴミ箱に捨てるくらいの気持ちでいる
  • 所詮は、私たちも壊れて、死んでいくものである、という、虚無感を心のコアに締めておく
  • 人の行動を「悪意」で把握しない
    • これ、私には難しそう
  • 人の命令に唯唯諾諾と従う事を、屈辱と思わないように訓練しておく
    • これは、実社会で、無能上司が鍛えてくれるだろう
  • 未来が見えないことにも慣れておく
    • 老後はブラック企業に勤務してるくらいの気持ちになっておくと、ちょうどいいのかもしれない
  • 「誇りある生き方」は無理であると腹を括る
    • 我々は「うんこ」を「布団」の中に隠すようになる、と、最悪の未来を想定しておこう

• 所詮、私たちは見苦しく衰えて、惨めな死にかたをする
• かっこよく死にたければ、自分なりに考えるこっった

• 早く死んで
• 早く死んで、私をラクにしてよ

• 体の劣化は抑えられている
• 脳機能の老化は、それほどの効果がでていない
• 疑問
  • 医学の進歩によって、脳の老化(認知症)は抑えられるのか
    • 医学の進歩
    • 日々の生活週間(食生活)

• そんなことはない
• 一方「役に立つ」ことを意義と考える人はいるだろう

• 前期高齢者 後期高齢者 という分け方は、当事者には不愉快だろうが「よく考えた結果」だと思う
  • 「後期高齢者」という呼称については、「後期」という言葉が「末期」とイメージが重なることなどが理由で、世間的な評判はあまりよくないみたいです。
• 江端なりの理解だと
  • 前期高齢者には「がんばれ」
  • 後期高齢者は、介護費用がドンと跳ね上がる
• で、江端の「介護IT」では、後半の介護には手がでない
  • 所詮は気休め

• 使いもしないインターネット回線を解説するとか、大変だし金もないない

• 子どもでも使える(？)ことになっています(本当か)

ラズパイ、Linuxという、IT技術の根幹をやるチャンスなんぞ、ありません

• 介護(自分の親また自分)というイクスキューズ(言い訳)を上げますので、このチャンスに学んでみてはいかがでしょうか
  • 無理かなー
  • わたしも嫌いにないそうだったもんなー

いや、昔ね、目的もなくPCを買っていく人の末路があまりに悲惨で・・・

• 目的か狂気のどちらもないと、ものごとって続きませんからねえ
  • 目的
    • 金(収入)とか、自慢とか
  • 狂気
    • このシステムの起動速度を2割上げる(うん、他の人にとっては、ほとんど「どうでもいい」