技術コラム「ライセンスの二次創作の保護(仮称)」に対する批判コメント
本ページは、本コラムの著者である江端智一が、当該コラムについて頂いた批判コメントを、可能な限りAS ISで転載させて頂くものです。
特段の記載がない限り、江端智一は本ページの批判コメントを、理解し、認定しているものとします。
本ページの目的は以下の通りです。
- 江端智一が作成した著作物の内容の誤記、誤解、その他の問題点(以下、瑕疵という)を、原文を修正することなく知って頂くこと
- 批判コメントを寄せて頂いた方の文章を、その作風を損わないように、可能な限りAS ISで開示すること
理由は以下の通りです。
- 後発的な修正は、「後出しジャンケン」のようなズルさを感じるような気がする為
- 瑕疵のある原文を晒しておくことで、更に多くの方から有意義な批判を頂けると考える為
- 批判コメントを頂いた方への謝意を表わす為
私(江端智一)は、可能な限り、最大の努力と善意で、正しくウソのない著作の作成を目指しておりますが、そのような瑕疵なきを保証し得ません。
技術分野の誤った知識の流布は、皆さんの不測の不利益となります。
一方、それを恐れるあまり、「何もしない」というのは、私の思いに反します。
そこで、これらの、利益・不利益の調和点として、「原文そのまま」「批判コメント全開示」という方法を案出致しました。
当面、この方法による運用を続けさせて頂きたいと思っております。
何卒、ご理解、ご協力を頂けますよう、よろしくお願い致します。
なお、私の記事に対してツイートされた「ほんの一部」の読者の方へ申し上げたいこと(「3.16メッセージ」)があります。
私の人格と著作の品位を踏みにじる最低最悪の罵詈雑言のメッセージを投げつけてきた「あなた」に伺いたい
また、全ての読者の皆さまに、お願いしたいこと(「4.13メッセージ」)があります。
江端が作り出してしまった「誤った情報」の流布を止めて頂けますよう、ご協力の程、よろしくお願い致します。
なお、今、私の部屋の中には、以下の書籍があります。これらを引用してご指摘頂く場合は場合は、ページ数を指定下さい。直ぐにお返事ができます。
- 「著作権法」→人生で最低3回は(穴開き)暗記を試みました
- 「実務者の為の著作権ハンドブック 第6版(著作権法令研究会)」→カラーマーカーと書き込みでボロボロ。一回風呂桶に落しました
- 「知的財産権法判例教室(正林真之著)」→今回の判例の記載を引用させて頂きました
- 「著作権法逐条講義(加戸守行著)」→辞書として。全部はとても読みきれません
- 「どこまでOK? 迷った時の著作権ハンドブック(中村俊介著)」→ディズニー関連の知識でお世話になりました
- 「パリ条約講話(後藤晴夫著)」→パ条 4A, 5B, 5の5と、TRIPS関連でも参考にさせて頂きました
その他、知的財産権法に関する基本書は、大体持っていると思いますが、ジュリストの「著作権判例百選」はまだ購入していません。必要ならば購入します。
同人誌関連では以下を読んでいます。
- コミックマーケット35周年調査報告 → 「素晴しい」の一言。コミックマーケットを外側から把握するのに最良のレポートです。法律面からの言及があれば完璧です。
- コミックマーケットの歴史と現在 → これも見事に纏めた資料と言えます。
- 「マンガと著作権―パロディと引用と同人誌と (コミケット叢書)」→ 面白かったですが、著作権の学習の範囲から大きく越えるような内容はなかったです。
- 「同人用語辞典」→ 本当に「辞典」です。
- 「2007-2008 マンガ論争勃発」→ マンガの権利関係の生の声が沢山。
ここに送って頂いたメールの全文を掲載します(但し、ご許諾を頂くまでは掲載しません)
2013年5月31日(金)
江端智一
こぼれネットへ戻る